国会残り2カ月で50法案が衆院未通過 会期延長現実味

 通常国会の会期末(6月15日)まで残り2カ月を切ったが、衆参ねじれ国会のあおりを受け、法案審議が遅れている。政府提出法案78本のうち成立したのは例年の半数に満たない13本。50本は衆院さえ通過していない。法案成立を図るために衆院での再議決を強行すれば、野党が参院審議をボイコットする公算も大きい。そうなれば、憲法上、与野党が争っていない法案さえ、参院送付後60日以降になってから再議決することになり、会期延長の可能性が現実味を増している。

もう自治体からすれば「プンプン」である。地方税法改正案が通らない時点で、こちらは困っているのに。