図書館の民間委託 貸し出す冊数も倍増

 矢板市は4月から市立図書館に指定管理者制度を導入し、運営を民間委託した。民間ノウハウを生かしたサービス向上、経費の節減などが狙いで、早々に開館時間・日数を延長し、借りられる冊数も増やすなどして利用者から好評を得ている。一足早く2007年度から導入した大平町でも、入館者数、貸出冊数とも大幅に伸びており、図書館運営のあり方に一石を投じている。
 経費の面では、08年度の図書館予算は約4300万円と、06年度決算に比べ約900万円の節約。指定期間5年で計約4500万円の削減になる見通し。図書・視聴覚資料の購入費は約330万円増で、「人件費を圧縮できた分、サービス向上に還元できる」(同市)という。
 県内では、真岡、栃木、下野各市立図書館も「指定管理者制度を導入する方向で検討中」という。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080502-OYT8T00865.htm

わが社での検討はされているのかな〜。指定管理者制度の趣旨を考えれば、十二分に検討の余地があります。
まあ、自治体が図書館をどう位置づけて、考えているのかによって、取り組み方も変わりましょうな。