定額給付金の怪4

昨日は、総務大臣の発言が部分的だったので、とりあえず全部掲載。

定額給付金
問 :大臣、定額給付金についてなのですが、民主党が切り離して法案を出すというような姿勢を見せておりまして、これに対する受け止めとですね、仮にこういうことがあった場合に「年度内に実施します。」という方針に対する影響はどういうふうにあるかというのをお願いします。
答 :また、邪魔しに来たなという感じがしますね。すべては民主党が政局、政局で国民本位ではありませんから。麻生内閣としては、厳しい百年に一度という経済・雇用情勢の中で、素早く国民のために対応を取ろうと思っておりましても、民主党はすべて参議院で多数を握っていることで、邪魔、邪魔、邪魔、また邪魔という、国民生活を痛めつけるようなことばかり。政局本位で自ら政権を奪取するためには、国民生活はどうなってもいいという、民主党の基本姿勢が非常によく表れている事柄ではないかと私は思いますが。年度内給付は、何とか間に合わせることができるように全力を尽くすと。スケジュール的にかなり厳しいことはよく分かっておりますが。定額減税に始まった定額給付金でございまして、そのお金を別の使い方をしたらどうなのだという議論はどんな時にも出てくるわけでしてね。例えば久留米市ですと、人口が30万人ですから、定額給付金として40億円くらいが来るのかな、多分。それを別の使い方をしたらどうだったかという議論はあるが、これはあくまでも家計への緊急支援と雇用回復、景気回復への反転攻勢にジャンプするきっかけの一つにしようということで、2兆円というお金が定額給付金になったわけで、そのことは正直に言えば私が総務大臣になるはるか前にその方針は決まっていたわけで、これを自治事務として取り仕切る私としては、とにかく、簡潔に簡潔にと。だから地方へ丸投げと言われると、それは地方が配りたくないということなら配らなくてもいいのですけれども、そういった意味では、妙な所得制限の話が出てきたことが、私は恨めしく思いますね。総理が最初に全世帯にいきますとおっしゃったのだから、それで貫けばいいのですよ。それが、ちょっとグチャッとなったために「地方に丸投げか」ということになりましたから。配りたくない自治体はないとは思うけれども、私は全国の全自治体に対して、所得制限など設けずに、所得制限を設けても地方自治体に何もいいことはありませんから。所得制限を設けても地方に1円も入るわけではありませんから。そういった意味で、全地方自治体、市町村に所得制限を設けないでシンプルに配っていただきたいと要請をしたいという気持ちです。
http://www.soumu.go.jp/menu_01/kaiken/back_01/d-news/2008/1224.html

部分的掲載すると誤解もありましょうから、全部掲載しましたが、大して変わりませんな〜。