第169回国会(常会)提出法案Part4

今回は「所得税法等の一部を改正する法律案」である。1月23日に提出済。

同法案は、所得税法法人税法相続税法地価税法登録免許税法消費税法印紙税法租税特別措置法の8つの改正を一本にまとめたもの。
施行は本年4月1日。中心となるのは租税特別措置法で、研究開発税制や中小企業関係税制、証券税制、省エネ改修税制などを規定。道路特定財源暫定税率の延長を巡る与野党の攻防により、年度末である3月31日までに法案が成立するかどうか注目されている。
http://www.zeikei-news.co.jp/new/new08_01_25_2.html 税経WEB

財務省の国会提出法案関係にupされていた。概要は、上記のとおり。
しかし、年に一回の税制改正。毎年同様なのだろうが、上場株式の譲渡所得、配当所得関係については、二段ロケットの部分があるから、嫌な感じである。
また、企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部改正に伴い、集積区域における集積産業用資産の特別償却制度の対象に、地域における産業集積の形成に資する農林漁業関連業種が追加されるため、対象となりそうな場合は、要注意か。
詳しくは→http://www.mof.go.jp/houan/169/st200123g.pdf
法律案は→http://www.mof.go.jp/houan/169/st200123h.htm