暴力団排除:市営住宅退去命令 「判決は画期的」 広島市側弁護士ら評価

暴力団組員であることを理由に、市営住宅からの退去を求める広島市条例の正当性が争われた訴訟で、広島地裁は21日、市の訴えを妥当とする初の司法判断をした。暴力団の排除を進めてきた関係者からは「画期的な判決」と評価の声が聞かれた。
 広島市は全国の自治体に先駆けて04年に条例を改正、入居者や同居人が暴力団員と分かった時点で明け渡しを求めることにした。今回のケースでは、被告の組員が市営住宅内で暴行事件を起こしたことなどを重視。「住民に与えた不安は大きい」として明け渡しを求めたが応じなかったため、07年4月に提訴に踏み切った。司法判断を仰ぐ初の事例で、関係者が注目していた。

この件については、注目すべき点が多くありますが、他人事ではありますが、最高裁の判決をお聞きしたいものです。
というわが社も、暴力団排除の改正は済んでおります。今後の流れに注目ですね。